【2021年11月版】単元未満株が買える証券会社を比較![一覧表あり]

単元未満株アイキャッチ
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新しく投資を始めてみたいけど、

資金的に余裕がなくて手が出しづらいよ

とか

つみたてNISA / 投資信託を始めてみたけど、

個別株の投資もやってみたいな

と思っている、そんな方に向けた記事をご用意しました!

この記事を読めば単元未満株をどの証券会社で買えばいいかがわかります。

わが家でも、マネックス証券の「ワン株」PayPay証券を利用して単元未満株への投資を実践しています!

2021年11月からSBI証券がS株(単元未満株)の買付手数料実質無料化を実施し、今後手数料の競争もさらに進んで、より単元未満株が買いやすくなっていく可能性があります。

単元未満株(S株)の買付手数料実質無料化のお知らせ

ということで2021年11月最新の各社比較も行っていますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!

目次

単元未満株(ミニ株)とは

日本では株式は現在、基本的に「100株で1単元」に統一されています。

この最低売買単位である1単元(100株)に満たない株式のことを単元未満株(ミニ株)と呼んでいます。

現在では複数の証券会社で、通常100株単位でしか買えない株を1株から買えるサービスを提供しています。

資金的に1単元(100株)毎の投資が難しい場合は、単元未満株が買えるサービスを検討することになります。

例えば、ユニクロの会社であるファーストリテイリング(9983)の株が欲しいとします。ファーストリテイリングの株価は2021年10月現在で1株あたり78,000円前後です。仮に78,000円として、これを1単元買おうとすると、

78,000円×100株=780万円

の資金が必要なことになります。

最低でも780万円、となると普通の個人投資家はまず買えないですよね。

その点、単元未満株としてであれば1株から購入ができるため、8万円程度の資金があればユニクロ(ファーストリテイリング)へ投資ができます

単元未満株が買える証券会社の比較

単元未満株が買える証券会社は複数あり、単元未満株に独自の呼び方をつけている証券会社も多いです。

ざっと挙げてみますと

と、これだけあって、どれがいいかわからないですよね。

対象銘柄、手数料、注文時間、約定価格などについて、項目ごとに分けて比較するよりも1つの表でまとめて比較した方が全体を比べやすいと思いましたので、細かくて見づらいかもしれませんが一覧表を載せておきます。

単元未満株比較表

手数料、取扱銘柄、注文・約定のタイミングなどにそれぞれ違いがあるため、自分の取引に合った証券会社を選択したいところです。

NISA口座は使えませんが、スマホでリアルタイムに取引ができ、キャンペーンもたくさんやっているLINE証券なんかは最近人気です。

LINE証券

日興フロッギーは投資の記事から直接株が買えるという、他では見られないユニークな形式をとっており、また、100円から株が購入できるのが特徴です。

単元未満株のメリット

ここからは単元未満株の取引をするメリットについて解説します。

少額から投資できる

単元未満株を考える一番の理由はここかと思いますが、1株から買えるため、少額から投資ができます。

単元株では高額で手が出ない企業にも投資するチャンスが出てくることになります。

ほとんどの株は1株10,000円以下で買えるため、限られた資金でも投資先選択の幅が広がります。

分散投資がしやすい

少額で投資ができるため、同じ金額を投資するとしても、複数の銘柄に分散することでリスクを分散できます

また、1つの銘柄を買う場合も、少数ずつタイミングをずらして(時間的に分散して)買うことでのリスク分散もできます。

1銘柄あたりの金額を抑えることができるため、銘柄で分散投資をする際に、各銘柄で投資額、割合を同程度に揃える、といったような管理もしやすくなります。

配当金がもらえる

単元未満株であっても、持っている株数に応じてきちんと配当金が得られます

単元未満株のデメリット

一般的な単元未満株取引のデメリットを挙げてみます。証券会社によっては例外もあります。

リアルタイムの売買ができない

ほとんどの場合は、約定タイミングはリアルタイムではなく、各証券会社が定めたタイミングでの約定となります。

そのため、厳密に自分の狙ったタイミング、価格での購入は難しくなります。

指値注文ができない

単元未満株では先ほども説明したように、売買のタイミングが限られていることがほとんどです。

基本的には成行(なりゆき)注文となり、指値(さしね)注文はできません。

金額指定ができる、という意味ではPayPay証券では1,000円から金額指定での注文が可能です。

注文・約定のタイミングは証券会社毎に異なりますので、注文前に一度確認しましょう。

手数料が割高になりやすい

単元株での売買に比べて、手数料が割高に設定されていることが多いので、細かく売買を繰り返すと手数料がかさみます。

証券会社によっては買付手数料を(実質)無料としているところや、月額の定額料金設定のところもあります。

手数料はよく確認するようにしてください。

取引銘柄が限られている

証券会社毎に取扱銘柄が異なります。

単元株と比べると取扱い銘柄数に制限があることが多いですが、少なすぎて困る、ということはあまりないのではないかと思いますので、そこまで大きく気にしなくても大丈夫です。

ただ、米国株はもともと1株毎に売買が可能(1株が1単元)なので、各証券会社の「単元未満株」としての取扱いには含まれていないことが多いです。

株主優待の条件に満たないことが多い

多くの場合は100株などからが優待の対象になっているので、基本的には株主優待がもらえないと思ってください。

特に、PayPay証券や日興フロッギーの場合は、単元未満株の名義が証券会社になり、優待はもらえませんので注意してください。

中には1株から株主優待を出している企業もあるので、条件をしっかりと確認するようにしてください。

1株から優待を出している企業としては、オリックス(8591)(色々な割引が受けられる株主カード発行)やマネックスグループ(8698)(500円相当のビットコイン)、 KDDI(9443)(au PAYなどのクーポン)など色々あるのでチェックしてみてください。(変更されることもあります。)

株主総会の議決権がない

単元株制度により、株主総会の議決権は単元株持っていないと得られないので、基本的に100株に満たなければ株主総会での議決権がありません。

おすすめの証券会社

ここまで単元未満株について解説してきましたが、ここからはタイプ別に私的なオススメの証券会社を挙げておきます。

とにかく買付手数料を抑えたい人

とにかく買付手数料を抑えたい場合、買付手数料無料を掲げているマネックス証券の「ワン株」とSBI証券の「S株」の2つで決まりです。 ただし、売却時の手数料はかかりますので、短期間に何度も売却を行うような投資スタイルではメリットは半減してしまいます。

\ S株が買付手数料実質無料!/

SBI証券 ネクシィーズ・トレード

\ ワン株なら買付手数料無料!/

月の取引額が多くなく、買付も売却も手数料を抑えたい人

SBIネオモバイル証券なら、月50万円までの売買なら手数料が定額です。ポイントによる還元も考えると実質月20円以下の手数料となるのでオススメです。 このあたりは別記事でも紹介しています。

米国株に少額投資したい人

PayPay証券なら、ETFも含めた米国株を1,000円から金額指定で購入できます。

米国株はそもそも1株で1単元なので、日本株の単元未満株のようなサービスがなくとも1株から購入が可能です。

とは言っても、米国株の中には1株でも高額なものもあります。

例えばAmazonの株価は1株で35万円以上しますでの、他の銘柄も買いつつバランスを取りたい時などは多くの資金が必要になります。

その点、PayPay証券であればAmazonにも1,000円から投資が可能です。

\ 1,000円から投資 /

スマホ証券【PayPay証券】

まとめ

単元未満株について、解説してきました。

それぞれの証券会社に特色がありますが、現時点でのオススメをまとめると

  • 買付手数料無料を重視 ➡️ SBI証券(S株)、マネックス証券(ワン株)
  • 月の売買合計額が50万円未満 ➡️ SBIネオモバイル証券
  • 米国株を1,000円で買いたい ➡️ PayPay証券

です。

これまでは、マネックス証券が単元未満株の買付手数料無料を大手で最初に始めましたが、 2021年11月1日からSBI証券も買付手数料の実質無料化を始め、単元未満株についても手数料の競争が始まってきているように思われます。

どんどんと手数料競争が進むことで投資家にとって、より投資しやすい環境が整うことに期待したいですね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

夫と娘2人の4人家族。病院看護師→クリニック看護師→専業主婦→保育園看護師(パート)→専業主婦→クリニック看護師の経歴。30代夫婦の資産運用に関する記事を中心に家電や子供のことなどについても綴っていく雑記ブログです。カメラや仮想通貨などについては夫(ヒトヒトハビィ)にもちょくちょく原稿依頼します。

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