子どもが歯磨き嫌いで困っている
そんな悩みを抱えているそこのあなたに、ポケモンスマイルというアプリをご紹介します。
歯磨きが好きな子どもっていないんじゃないですかね?
今回紹介するポケモンスマイルを使えば、子どもが進んでハミガキをするようになる!(かも)。
ウチはなりました!
子どもの歯磨き習慣で悩んでいる方は一度試していただきたい!
この記事では、我が家がポケモンスマイルをで子どもが自分から進んでハミガキをするようになった実体験をもとに、ポケモンスマイルの概要や使い方、注意点までを解説しています。
ポケモンスマイルとは
この記事を読んでいる方はポケモンスマイルが歯磨きアプリであることは知っているとは思いますが、簡単に概要を説明しておきます。
ポケモンスマイルは歯磨きの習慣化を目的としたアプリです。
スマホやタブレットのカメラ機能を使って、自分が歯磨きをしている様子も見ながら、アプリのゲームを行います。
口の中の「虫歯菌」に捕まったポケモンを歯磨きで助けるというコンセプトです。
うまく歯磨きができればポケモンがゲットできて、「ポケモンずかん」に記録されます。
ポケモンずかん を充実させて完成を目指すほかにも、「ポケモンキャップ」(画面の自分の頭にポケモンを形どったキャップが乗っかって写る)を集めたり、 メダルがもらえたりと歯磨きを継続するための工夫がされています。
アプリ内の課金要素は一切なく、すべて無料で楽しむことができます。
ポケモンスマイルの楽しみ方
ポケモンスマイルでは、ゆる〜くデフォルメされた、かわいいポケモンが捕まえられます。
App storeで見ると対象年齢は4歳以上を想定している様です。
ここからは、具体的な遊び方を説明してきます。
キャップを選ぶ
ハミガキをする時にポケモンのキャラクターのキャップを選ぶことができます。
一番最初は、設定時に選んだパートナー(?)ポケモンのキャップを選択できます。
選んだキャップが画面で認識された頭の部分に表示されて、子どもは楽しみながらハミガキをすることができます。
状況に応じてキャップが動いたりもします。
キャップは徐々に新しいものがゲットできるので、飽きずに新たな気分で取り組めるような工夫になっています。
実際、ウチの娘は毎回一生懸命キャップを選んでいます。
ハミガキをしてポケモンを捕まえる
実際のハミガキです。
ちょっとアップテンポなBGM(何種類かある)が気持ちを高める感じです。
画面右下に歯の絵が出ていて、順に磨く場所をピンク色で示してくれるので、 子どもはピンク色の箇所に合わせて歯ブラシを当てていくことで全体を満遍なく磨けるような仕組みになっています。
歯磨きによって、汚れのムラサキ色がとれていき、最後の時点でどれくらいポケモンがキレイに見えているかによって捕まえやすさが変化します。
歯磨き後にモンスターボールを投げるのですが、完全にポケモンが見えていれば、必ず(?)捕まえられるようです。
ハミガキ時のキャプチャ写真を選んでデコる
ハミガキ中の写真がいつの間にか撮られています。
どうもハミガキの後半で撮られているようです。
ウチの娘は歯磨き後半になると撮られることを意識してポーズをとりながら歯磨きしています・・・・・・。
4枚撮られていて、その中から1枚を選んでデコレーションすることができます。
背景を選んだり、スタンプ(シール)を貼ったりできます。
字は書けないですが、好きな背景を選んで、好きな場所にシール(1枚ごとに大きさが変えられる)を貼っていきます。
作った画像はiPadやiPhone内に保存することができます。
ウチの子はこれも一生懸命時間かけてやっていますね、、。
ハミガキが終わって、そのまま歯ブラシくわえたままでやっているので、まず歯ブラシを置くように言わないといけない状態です。
捕まえたポケモンを見る
ハミガキの結果、モンスターボールでゲットしたポケモンは「ポケモンずかん」で見ることができます。
ポケモンは当初100匹以上、ということで始まったようですが、その後追加されて2022年8月末時点では、全部で251匹(?)用意されているようです。
ポケモンの性質ごとにエリア分けされて配置されます。
エリアは森だったり、草原だったり、水辺だったりと様々あります。
各ポケモンのプロフィール(大きさや重さ)などを見ることができます。
ウチでは、ポケモンの体重の数字を見て、いちいち反応しています。
ポケモンを捕まえるコツ
歯磨きの出来栄えによって、ポケモンを捕まえられる確率が変わります。
画面でハミガキが上手にできている、と判定されれば画面でムラサキ色の汚れ(ばいきん)が取れていきますが、 何をもって上手にハミガキができているか、というのがポイントです。
基本的には「手(歯ブラシ)がある程度しっかり動いている」のが画面で認識されれば有効なようです。
実際にブラシが歯にしっかり当たっているかは関係なさそうです。
あとは歯ブラシの色が画面ではっきり認識できる色の方が動きをきちんととらえてくれるようです。
注意に「とうめいのハブラシでははんのうしないことがあります」とあるように背景や服の色と同化せずに見分けがつきやすい色の歯ブラシの方がいいようです。
ちゃんと動かしているのに、画面の紫色の「よごれ」が全然減らないと、子どもが かわいそうですからね。
ポケモンスマイルの注意点
楽しく歯磨きの習慣を身につけられるポケモンスマイルですが、実践するにあたって私が思う注意点がありますので以下に紹介します。
注意点1 力を入れすぎない
子どもは手をしっかり動かすと同時に、一緒に力も入ってしまうようで、強く磨きすぎて歯(や歯ぐき)を削ってしまう心配があります。
アプリ側もやり過ぎを配慮してか、
- 1回最大3分(1〜3分で設定可)
- 1日3回まで
- 歯磨きと歯磨きの間は4時間以上あける
ようになっています。
軽くブラシを当てるくらいにするように説明しても、どうも力が入ってしまうようです。
いくら言っても力が入って歯が削れるのが心配なので、歯磨きの時間を短く設定したりしています。
また、とにかく手がある程度動いていればポケモンは獲れてしまいますが、実際は細かい部分の磨き残しは出るので 確認・仕上げは必要です。
歯磨きが上手くできるようにするというよりは、とにかく「歯磨きの習慣をつける」という使い方になると思います。
注意点2 画像編集に凝りすぎない
終了後に、歯磨き中の写真をデコれるのですが、デコるのに凝りすぎて歯磨き以上に時間がかかるので注意が必要です。
朝の忙しい時間や、夜寝る前にいつまでも画面で写真編集しているので、その点が悩みです。
注意点3 電動歯ブラシではうまくいかない
歯ブラシの動きを読み取って、歯が磨けているかを判定するので、電動歯ブラシでは動きがうまく判定されません。
注意点4 目を離さない
アプリがなくても一人で歯磨きできるくらいの子なら大丈夫かもしれませんが、小さい子だと夢中になって想定外の事故が起きないとも限らないため、目が届く環境で行った方がいいでしょう。
まとめ
今回はポケモンが捕まえられる歯磨きアプリ、ポケモンスマイルを紹介しました。
要点は以下の通りです。
- 楽しく歯磨きをして、ポケモンを集められる完全無料の歯磨きゲームアプリ
- 歯磨き中の写真をデコレーションして楽しめる
- 歯磨きが嫌いな子でも進んで歯磨きをする習慣が身につく
- やり過ぎないように1回あたりの時間や間隔が制限されている
- 実際のみがき残しは判定できないので、最終チェック・仕上げは必要
まずは歯磨きの習慣をつけさせたい、という場合はアプリをダウンロードしてみてください。
合わなければ削除すればいいだけなので。
ウチの子はホントかなり食いついてハミガキしています。
子どもが何に夢中になるか、よく研究して作られているなぁという感じです。
ポケモンをすべてゲットしてしまった暁にどうなるか・・・・・・。
その頃にはアプリがなくとも歯磨きを進んでやるようになっていることを期待して続けさせたいと思います。
最後に、ポケモンスマイルに向いている、ポケモンのカラフルな歯ブラシを紹介しておきます。
小学生用と園児用それぞれ上げておきますので、チェックしてみてください!