【2022年4月】注目!やっぱりスゴかった!S&P500に20ヶ月間投資した結果〜コアサテライト戦略のベストアンサー〜

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S&P500に投資してる人って今どうなってるの?

今からS&P500に投資するのはどう?

そんな疑問にお答えする記事を用意しました!

私は2020年8月から2022年の3月時点で20ヶ月間 S&P500の投資信託に毎月2〜3万円ずつ投資を続けてきました。

これまでの投資結果を今回公開いたします。

コロナの収束の兆しが見えなかったり、ロシアがウクライナに侵攻したり、アメリカの金利上昇や円安など、 さまざまなニュースが耳に入ってくる中で、今投資をするべきか躊躇している方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、私はこれからもS&P500への投資を続けていきます

これからS&P500に投資を始めようか迷っている人の参考になる内容となっていると思います。

ぜひ最後まで読んでいってください。

目次

S&P500とは

S&P500はダウ平均と並んで米国を代表する株価指数の1つです。

米国の代表的な企業約500銘柄を時価総額の大きさに比した割合で組み入れた、時価総額加重平均で算出されます。

組入銘柄の上位にはマイクロソフトアップルアマゾンフェイスブックグーグルなどの誰でも知っている超有名な企業がランクインしていて、このS&P500の銘柄だけでのアメリカの時価総額全体の約8割を占めるとされています。

時代が変化して強い企業が変わると、それに応じて銘柄とその割合が入れ替わっていきます。

つまりこのS&P500に連動するインデックスファンドへの投資は、自分で銘柄分析しなくても、勝手にアメリカの強い企業に自動的に投資し続けられるということになります。

今後しばらくの期間、アメリカ企業の成長が世界の中で極端に落ちる可能性が低いと考えるのであればS&P500連動インデックスファンドへの投資はリスクが少なく資産を増やせる可能性が高い投資先ということになります。

S&P500に連動する投資信託

私が投資しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は三菱UFJ国際投信が提供する投資信託になります。

他にもS&P500に連動するインデックスファンドは複数ありますが、つみたてNISAの対象にもなっていて、信託報酬の安さなどから、よく比較対象に挙がるのはSBIアセットマネジメントが運用する「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」ですが、こちらは楽天証券で取り扱いがありません。

逆にSBI証券ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と両方取り扱いがあります。

その他の投資信託も一応お示ししておきます。

S&P500に連動する投資信託

S&P500種指数の推移

2022年4月時点での過去5年のS&P500種指数の推移を確認してみます。

グラフはYahoo!ファイナンスからの引用です。

2020年3月のコロナショック以降、力強く右肩上がりで成長してきているのがわかります。

2022年に入って、一度下がり傾向ですが全体で見ると少しの調整に見えてきます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)への積立投資結果

さっそく、私がS&P500に連動する投資信託eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に20ヶ月間投資した結果をお示しします。

2022年初に一度パフォーマンスが落ちましたが、そこから盛り返して3月31日時点で、「+124,722円(+27.11%)」となっております(円ベース)。

後でも少し述べますが、2022年3月に一気に円安が進んだこともあって、円換算でのパフォーマンスは良く出るようなカラクリはあります。

2022年1月にS&P500が一週間で5%以上下落した際にスポットで5万円を追加投資しましたが、その後ググッと株価が戻ってきたのでその分含み益が稼げました。

2022年は米国株のリターンは期待できない?

2022年の株式相場はあまり上昇が見込めないのではないかとの予想が多くなっています。

根拠としては今年は「利上げ」が行われるから、というのが最も大きな要因です。

コロナショック後の金融緩和

2020年3月のコロナショックで株価は大きく下落し、失業者も多くなりました。

そこでFRB(連邦準備理事会;アメリカの中央銀行のようなもの)は2つの策で経済の下支えを図りました。

  1. 金利引き下げ(1.75%→0%近く)
  2. 国債や住宅ローン担保証券の購入➡︎市場に資金を流入(量的緩和)

これにより企業は銀行などからお金を借りやすくなり、株価は急回復を見せました。

ただ、市場にお金が多くなりすぎると、お金の価値が下がるインフレが起こるようになります。

FRBによる利上げが加速

2021年後半から、インフレに対する懸念が高まっていました。

2022年4月12日に発表された消費者物価指数(CPI)が予想の8.4%を上回る8.5%と40年ぶりくらいの大幅なインフレ水準となっています。

この半年のCPIの推移は下の表の通りです。

どんどんインフレが加速してきています。

そこで、インフレを抑えるために、金利を上げるという手段が検討されます(利上げ)。

ただ、金利が上がると株価は一般的に下がります。

特にグロース株は影響を受けやすくなるでしょう。

金利が安ければ、企業はお金を借りて設備投資などを行い事業の成長に投資することで業績を伸ばしやすくなりますが、金利が上がると、お金を借りづらくなり業績も低迷する可能性が出てくるためです。

ただ、とにかく行きすぎたインフレを抑えることも必要です。

FRBは2022年中に7回の利上げをするのではないかとの見方もあります。

通常は0.25%ずつの利上げが行われることが多いのですが、2022年は一度に0.5%の利上げが行われる可能性も非常に高くなっています。

円安の加速

アメリカなど主要各国は「利上げ」に踏み切っていますが、日本は「利上げ」をしていません。

というかできない状態にあります。

日本政府の債務が約1,000兆円あり、金利が上がると利払いが一気に増えてしまい消費税による税収すら上回ってしまう恐れがあるので、おいそれとは利上げができないのです。

また、住宅ローンを変動金利で借りている人も多く、金利が上がると返済額が高くなり、生活が苦しくなる家庭も多くなることが予測されるということもあります。

また、2022年3月28日に日本銀行は10年国債の利回りが0.25%を超えないように、(債券の価格が上がると利率が上がる)、10年国債の利回りを予め0.25%に指定して無制限に買い取る「指値オペ」を発動しました。

そのままだと国債の価格が下がって利回りが上がるためです。

よって、日本では利上げされない(できない)状況にあります。

そうすると、日本円からドルなどへ資金が移動します。

金利が高い通貨で持っている方が利回りが良いので、普通はそうします。

すると、相対的に外貨に対して円の価値が下がっていきます。

2022年4月13日で1ドル126円以上と20年ぶりの円安が進んでいます。

SBI証券のサイトより

ここ最近の円安の進み具合がものすごいのがわかると思います。

米国で逆イールド発生

普通は短期金利よりも長期金利の方が高いのが一般的です。

しかし、現状として過度のインフレに対して利上げを行うと短期国債の金利が上昇します。

長期国債の金利は政策金利の影響は受けにくく、長期目線で経済が成長していそうかどうかで変わってきます。

その結果、短期金利が長期金利を上回ってしまうことが起き得ます。

米国では2年国債の利回りが10年国債の利回りを上回ることを「逆イールド」と言います。

今回、米国市場で2022年3月29日に、逆イールドが発生しました。

トレーディングビューより(青:10年債利回り、橙:2年債利回り)

歴史的に逆イールドの発生はリセッション(景気後退)の予兆とも言われていることから、今回も今後のリセッション入りが懸念されています。

過去の事例では、2019年8月の逆イールド発生時は6ヶ月後にリセッションとなりましたが、この時は新型コロナの影響もありました。

10年債と2年債の利回り差をとったグラフ(10年債利回りー2年債利回り)をお示しします(マイナスになっているところが逆イールドで、グレーの期間がリセッションです)。

FREDのサイトより

2019年の逆イールドを除いて過去3回の平均では、逆イールドからリセッション入りまでは平均で約2年2ヶ月を要していました。

S&P500は約20%の確率で年間リターンがマイナスになる?

今回の私の投資結果については、今後も調子良くS&P500が伸びてほしいところですが、これまでが出来過ぎのような気もします。

過去のデータを確認してみたいと思います。

S&P500の年毎のリターンが何%上がったり下がったりしたか(騰落率)を 英語版ウィキペディアのページの数値からグラフ化してみました。

配当込みでマイナスだった年が1970年から2021年の過去52年で10回ありました。

すごく単純に考えれば、 5年に1回くらいはリターンがマイナスになる可能性がある ということです。

2年以上連続でマイナスリターンになったのは、1970年から2021年の過去52年で2回です。

しかし、1973年のオイルショックの時と、今回の相場は起こっている状況が似ている部分もあります

オイルショックの時期は第4次中東戦争の影響で原油価格が高騰したことも大きいですが、一方で1972年に天候不良から農作物が不作となったソビエト連邦(現ロシア)が市場の穀物を買い占めるような動きを見せ、1973年にインフレが始まったことでFRBが利上げを始めたことも併せて影響しています。

現代は1973年当時と比べて株価暴落に対する対策は行われると思いますが、2022年のみならず2023年以降に影響が続く可能性もあります。

今後の方針

色々とみてきて、2022年は株式市場にとって、我慢の年になる可能性の方が高そうな気もします。

それでも私は、今後もS&P500への投資を続けていく予定です。

資産形成の戦略に「コア・サテライト戦略」というものがあります。

運用資産を、コア(土台となる比較的安全な長期運用できる投資対象)とサテライト(多少騰落率、リスクた高めの攻めの投資対象)に分けて運用するというものです。

運用資産の大半をコアで運用し、残りの一部でサテライト投資を行うことで大失敗をしないようにするものです。

コアとなる投資対象は、多くの場合、優良なインデックスファンドへの投資を指すことが多いです。

サテライトは人によってさまざまです。

アクティブファンド、個別株、レバレッジ商品、不動産、外貨預金、暗号資産(仮想通貨)などになります。

コア・サテライト戦略の例、イメージ

コアとサテライトをどれくらいの比率で運用するかは、その人のリスク許容度に応じるところかと思います。

今回取り挙げているS&P500へのインデックス投資はコア・サテライト戦略のコアの投資対象としても十分に選択肢に入るものです。

むしろベストチョイスの一つと言ってもよいかと。

そもそも、積立投資は長期での資産形成が主な目的になりますから、仮に今年軟調でも長期目線では安い時期に仕込めるチャンスということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の投資結果をお示ししました。

また、米国や日本の金利の現状をおさらいし、今後の大まかな方針を考えてみました。

FRBによる「利上げ」、金融引き締めにより2022年の株式相場は厳しいものになるかもしれません。

円安も進んでおり、日本円貯金への投資は分が悪いというのが感じられた方で、長期に投資の時間を確保できる年齢の方は早めに資産形成のコアとなる優良なインデックスファンドへの積立投資を始めることを考えてみてください。

S&P500への投資は間接的に日本円ではなく米ドルの資産を持つことになります。

もちろん、最終判断は自己責任ではありますので、ご自身である程度の確信をもって行動できるよう、信頼できる相談相手や書籍などの情報源で勉強してみてください!

今回の記事が、投資の参考になりますと幸いです。

投資は自己責任になります。特定の商品を勧めるものではありません。参考程度に見ていただき、最終的な判断はご自分でしていただくようにお願いいたします。

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この記事を書いた人

ヒトヒトの夫。脱社畜を目指して投資や節約に取組んでいる。インデックス投資のほか、暗号通貨(仮想通貨)やその他の金融資産にも興味があり、余剰資金分でリスク大きめの投資も。カメラやガジェットにも興味あり。管理人ヒトヒトの依頼で時々記事を書きます。

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